レッドウィング no ススメ

ゼロから始めるレッドウィングブーツ

【レッドウィングと靴下】

 レッドウィングの購入を初めて検討している場合「靴下」にまで気を回す人は少ないと思います。私自身も特に拘らず普段から履いていた少々厚手のパイル地の靴下を履いていました。人によっては、ユニクロ無印良品の普通の靴下を履いている方もいますし問題ないならそれでも良いと思います。

ただ、靴下の厚みを決めてから試着しないとサイズ感が変わってしまうので注意が必要です。

 

そのうような中で私は「中厚手のメリノウールの靴下」をオススメします。

主な理由は3つです。

 

緩衝材の役割

 スニーカーと違ってブーツの内側は革と布で構成されています。特にベロやシュータンと呼ばれる靴紐の下の部分は締め付けの影響によって痛みが生じやすい箇所です。

またクルブシやカカトは靴擦れが起こりやすい箇所です。

それらを軽減か解消してくれます。

靴擦れの影響は人だけではなくブーツにも現れます。

普通の靴下だと足の骨張っている部分がブーツ内で擦れると、摩擦の影響でその部分が痩せてきます。

足の為にもブーツの為にも良いクッションになってくれるのです。

 

インソールの代役

 革靴に慣れているなら問題はないのですが、ブーツとスニーカーは歩き心地が全く違います。それは歩く時に感じる「底の硬さ」です。

足底の柔らかいスニーカーに慣れているとすぐに歩き疲れたり、痛みが生じます。

それらを解消すべくクッション性のあるインソールを敷いたりします。

またサイズの微調整の為に敷いたりもします。

この役割を厚めの靴下であれば多少補ってくれます。

 

衛生的

 靴を履いた足は一日で片足100mlの汗をかくと言われています。

普通の靴下はどれだけの汗を吸収してくれるかは分かりませんが期待はできません。

そうなると汗のほとんどがブーツに吸収されるわけです。

ここに高温多湿の日本の気候がプラスされると「カビなど細菌の原因」となるわけです。

そこで「吸湿速乾性、抗菌防臭効果の高いメリノウール」の靴下を履いてリスクを減らすということです。

保温性も高いと言われますが、吸湿速乾性の効果のおかげで夏でも暑さを感じないのでメリノウールの靴下を履いています。

 

 

 

しかし、デメリットもあります。

「価格、デザイン、毛玉」です。

1足約¥3,000〜¥5,000、デザインの多くはアウトドア系なので好みが分かれて、羊毛なのでセーターのように毛玉が発生しますが、デメリットを差し引いても履く価値は十分にあると思います。

インソールも同じような値段しますしね。

 

ということで、次回は【レッドウィングのインソール】です。

 

それでは,